フットチェックシステム

　レーザ血流計「ポケットLDF」は、レーザ光を非観血的に人体組織に照射し、組織（皮膚表面）からの反射光を電気信号に変換・処理することで微小循環における血流量を非観血的に測定し、血流障害（血栓、狭窄、機械的損傷等）の程度の評価を支援することが可能です。
　この技術を下肢・足趾に応用することで、下肢虚血へのアプローチを可能にしたものがフットチェックシステムです。
　フットチェックシステムは、「手軽に」「簡便に」「短時間」で下肢・足趾の血流評価を行える“今までにない”微小循環用の血流検査であり、末梢循環の障害に対して定期的かつ計画的に測定が行えます。

● ポケットLDFアプリ
（フットチェックViewer）の特長

　足指クリップ（第一足趾用）や両面テープを測定部位に装着し、専用アプリであるフットチェックViewerで記録と保存が行えます。
　記録終了後はフットチェックViewerに搭載されている血流測定レポートが、PDF形式で表示されるため、印刷管理やPDFファイルを電子カルテへ添付し、レセプトなどに用いる事が可能です。

● ポケットLDFアプリ
（フットチェックViewer）を使用することで…

　特に透析患者さんの末梢血流障害への対策は喫緊の課題であり、下肢切断リスクなど予後不良の事態を少しでも回避する事が重要です。
　その重症化予防の仕組み作りの一つとして、「手軽に」「簡便に」「短時間」で下肢・足趾の血流評価が行えますので、末梢動脈疾患の多くの患者さんに対し、下肢虚血の重症化予防につながるものと考えます。

［ポケットLDF足指クリップ使用方法動画］